Concept コンセプト
ゆたかな
まちの暮らしの中で、
人間らしく働く
働き方改革と新型感染症拡大によるリモートワークに普及により、
従来のオフィス勤務ではない、時間や場所にとらわれない働き方が広がりました。
一方で、 自宅内で完結するリモートワークは、何気ないコミュニケーションや
日々の運動による心身の健康を疎かにしてしまうといった問題も顕在化しました。
「働くこと」と「暮らすこと」。
ふたつを適切に両立させることで、都市が見失いつつある
人間としての「ゆたかさ」を実現できるのではないでしょうか。
まちごとシェアオフィス WASITA MINOは、
「ゆたかな暮らしの中で働く」というこれからの時代の人間らしい働き方を
自然・伝統・人の繋がりが息づく岐阜県美濃市で実現します。
About Mino 美濃のこと
岐阜県美濃市
関ヶ原の戦いの後、西暦1600年に出来た和紙で栄えた商家町。
重要無形文化財「美濃和紙」をはじめとする数々の文化財や、「花みこし」で有名な美濃まつりといった伝統的な文化が色濃く残っています。
現在の人口は約2万人。名古屋、岐阜市からの交通の便もよく、清流長良川や緑深い山々に囲まれた、自然と文化が一体となった美しい町です。
うだつの上がる町並み
WASITA MINOのフィールドである「うだつの上がる町並み」は、うだつと呼ばれる意匠的な防火壁が特徴的な伝統的建築物の残る美濃市の中心街。重要伝統的建造物保存地区に指定されており、 古くからの町の風景を受け継いでいます。
江戸時代創業の造り酒屋や老舗の和菓子屋、古民家をリノベーションしたホテルやカフェなど、伝統を背景にしながら、現代の人の営みや繋がりが感じられる地域です。
Facility 施設について
150年の暮らしと伝統を未来につなぐ古民家
WASITA MINOの建物は、むかし「相生町長家」と呼ばれていました。
明治初期に建設されたと推察される「相生町長家」には、7家族30人近くの人々が住んでいた時期もあり、150年以上前から、さまざまな暮らしが集まる長家として、美濃の町に親しまれてきました。
2021年に、現代の営みが集まる拠点として生まれ変わった「相生町長家」は、150年の過去と同じように、一人一人の違った物語が交差する場です。
都市と地方のあり方を変え、人間らしい暮らしを、未来へ紡いで行きます。
WASITA MINOは、木造の古民家を改修してつくられました。
日本の木造建築は、日本の技術の原点であり、気候風土に根ざした文化の結晶です。
近くの山の木と、土と、石と、草を用いた、優れた職人技術によって建てられています。
150年先でも、同じ自然素材で改修できるという、持続可能な建築技術によって、WASITA MINOは、技術や文化の一端に触れることのできるワークスペースになっています。
見上げれば古材の骨組みが見え、漆喰や美濃和紙、陶磁器のタイルで色とりどりに仕上げた壁が来訪者を迎えます。
心踊り、インスピレーションが刺激され、一人一人が前向きに仕事に取り組める良質な空間です。
さまざまな人々の交流、新しい働き方の場にふさわしい空間を、どうぞご体験ください。
Outline
- 施設名称
- WASITA MINO
- 所在地
- 〒501-3723 岐阜県美濃市相生町2240-2
- infowasita.co.jp
- 定休日
- 祝日、年末年始、美濃まつり開催日
- 営業時間
- 9:00-17:00
- 施設利用時間
- 8:00-22:00